<福知山市>『鬼そばに七姫そば?大江山の鬼そば屋へ行ってきた』鬼そば屋
こんにちは。はる。です。
今日は、大江町からながーい坂を車で登りに登ると見えてくる、鬼そば屋へ潜入してきました。
鬼そば屋の名物は、鬼そばと七姫そばの二大看板。
鬼そばとは、、、
はじまりは、大名行列のお殿様に献上したことから。
かたくて、太い田舎そば。「こわい(かたい)生(き)そば」と呼ばれ、親しまれていました。
昔、大江山には、鬼がいたとの伝説があります。こわいは、この鬼から来ているそうで、峠道をやってきた旅人は、「こわい、きそば」と聞いて、「鬼」を思い浮かべたという。それが鬼そば。
七姫そばとは、、、
七代目料理長のあだ名は、「姫」。
料理長は、埼玉出身で、江戸風そばの店で修行されていたそう。
その料理長が、鬼そばの十割そば、そば粉・つゆ、手打ちという特徴をそのまま生かし、伝統である太さをあえて破り、限界まで細くした、それが、七姫そば。
鬼そばと七姫そばを実食
せっかく鬼そば屋に来たからには、二大名物をどちらとも味わいたいですよね。
そんなあなたにおすすめなのが、「鬼姫くらべ」。
太くてかたい鬼そば(右)と細い七姫そば(左)を、それぞれ小盛でちょうど一人前味わうことができます。
まずは、鬼そばを一口。
そばはすするというのが、一般的ですが、すするというよりは、しっかり噛んで食べます。
次に、七姫そばを一口。
すするのが、心地よいすっきりした繊細な十割そばでした。
同じ粉とつゆを使用しているのに、風味がこんなに違うなんて驚きです。
どちらも冷たいのをたべるのがおススメです。
綾部にある変わり種のそばが食べられる場所はこちら。
お客の二人に一人が〇〇付きを頼むらしい、、、
お客の二人に一人が頼むというのが、、、
「とり天」。
定番ですね。(笑)
このとり天は、手作りの塩こうじで仕込んであるため、やわらかい。
七代目料理長は、天ぷらの衣にもこだわりが、、、
この天ぷらの衣は、卵不使用かつアミノ酸などの添加物も一切なしの天然素材。
カラッと上がり、時間がたってもサクサク。つゆに浸れば、モッチリ。
これぞ江戸時代後期の天ぷらの姿、、、
七代目、、、染みます。
忙しそうな七代目料理長でしたが、帰り際に、暖簾越しに笑顔で「ありがとうございます」と挨拶をしてくださりました。そして、受付の男性も丁寧な接客で気持ちが良かったです。
今日は、明日は、京都ほくぶ日和だと感じたら、ぜひ鬼そばと七姫そばを食べに、料理長へ会いに、鬼そば屋へ訪れてみてください。
インフォメーション
住所:〒620-0221 京都府福知山市雲原1248
営業時間:月木金11:00~15:00
定休日:火水
TEL:0773-36-0016