京都ほくぶ日和

こんにちは。はるくんです。ふゆさんとのおでかけをアップします。主に京都府北部(舞鶴市・綾部市・福知山市・宮津市・京丹後市)の観光地、ランチ・カフェ巡りをします。

<福知山市>『飲み物のいらない本物のバームクーヘン。その秘密とは?』洋菓子チロリア

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今日の一枚。バームクーヘン。ふゆ。作

こんにちは。はる。です。

 

今日は、バームクーヘンを食べに、「洋菓子チロリア」さんへお邪魔しました。

 

いざ潜入

福知山市役所の向かいに面しています。なんとも味のある店構えです。

すこし入りずらかったです(笑)。

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外観

勇気を振り絞って中に入ると、もぬけの殻。誰もいません。

「すみませーん」と二度声をかけると奥から店主がお出迎え。

「本物のバームクーヘン食べたことあるか」と質問が。

「本物のバームクーヘン?」とぽかーんとしていると、「とりあえず食べて」と小さい包装に入ったバームクーヘンを私とふゆ。に一つずつ手渡されました。


ほかのバームクーヘンと何が違う?

普通に購入すると250円する小包装のバームクーヘンを試食させてくれる太っ腹な店主。

お言葉に甘えて、一口食べてみると、すごくなめらか。

 

なんという「のど越しの良さ」。

ビールみたいな表現になってしまいましたが、普段のバームクーヘンは、ぱさぱさしていて飲み物がほしくなりますが、チロリアのバームクーヘンはいりません。なんたってのど越しがいいから。

そして、バームクーヘンの甘さの中に、チョコレートの香りが。

バームクーヘンの周りには、チョコレートがコーティングされています。

甘さとほろ苦さが口の中に広がります。

すぐに「もう一個食べたい。」そう思える品です。

結局、お土産に4つ持って帰りました(笑)。

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ショーケース

バームクーヘンのおいしさの秘密とは?

普段のバームクーヘンと何が違うのか店主に聞いてみると、バームクーヘンの歴史とともに教えてくれました。

1957年から10数年、東京ではバームクーヘンの人気絶頂期。

東京の数店舗店が、一本焼きのオーブンで、のど越しのいいバームクーヘンをそれぞれ作っていました。

その頃のバームクーヘンの作り方というと、1本1本手間暇をかけ、15cmを一本焼くのに40分もかけていました。

 

1970年に入り、機械メーカーが、同じ時間で、たくさん焼くほうが効率がいいと、大型化したオーブンを作りました。連続して焼くには、400度ほどの高温に保たなくてはいけません。この作り方が、全国に広まり、現在のバームクーヘンの9割は、この作り方だそうです。

 

しかし、チロリアでは、直火焼きの方法のオーブンを使っています。

この直火焼きこそがのど越しの秘密でした。

 

今日は、明日は、京都ほくぶ日和だと感じたら、ぜひ飲み物なしで食べられる本物のバームクーヘンを食べにチロリアへ足を運んで見てください。

 


インフォメーション

住所:京都府福知山市字内記4丁目61番地 

TEL:0120-505-372